ツールバーの「バックアップ」ボタンを押すか、ファイルメニューの「バックアップ」を選びます。

以下のような画面が出ます。

最初に、サイむ整理くんのデータを外部ディスクに保存するか（バックアップ）、それとも外部ディスクにあるデータを戻す（リストア）か選びます。

次に、外部ディスクのドライブ名を選択します。外部ディスクとしては、MO等の容量の大きな外部ディスクを用意してください。

次にバックアップの対象を選びます。

「OK」ボタンを押すと、データのバックアップかリストアが行われます。

サイむ整理くんは、データをバックアップするときに、LZH形式で圧縮して保存します。

バックアップされたファイルの操作は，サイむ整理くん以外にでもLZH形式をサポートしているフリーウエアで可能です。検索エンジンで，「書庫　解凍」等で検索するとそれらのフリーウエアが入手できます。

バックアップの機能は、UNLHA32.DLLというプログラムを利用して実現しています。このプログラムは、Micco氏の作成したフリーソフトウェアです。賃貸整理くんは、Micco氏に許諾を得てこのプログラムを利用しています。なお、この機能についてのサポートは当社で行いますので、作者であるMicco氏に直接問い合わせることは止めてください。また、本製品に含まれるUNLHA32.DLLを他人に配布することは禁止されています。

サイむ整理くんは、１枚のメディアにバックアップデータを入れます。分割保存の機能はありませんので、空き容量の大きなメディアを用意してください。

バックアップ媒体として、容量が少ないため、フロッピーディスクの利用はあまりお勧めしません。（特に、他のＰＣへ債務整理くんのデータを移動する目的で、このバックアップを利用する場合、フロッピーディスクを利用することは可能ですが、注意が必要です。フロッピーディスクには、2DD、 2HDの２種類があります。また、2HDには、1.2MBと1.44MB、とMac用の３種類があります。知らない人が多いので、大まかに分けて、対応状況を以下に記述します。2HDのＦＤは、読み書きできるＰＣの種類には違いがあります。（Windows用またはDOS/V用と表記された2HDのフロッピーディスクは，1.44MBです。現在入手可能なＦＤは、このタイプです。一方、1990年代前半の2HDといえば、1.2MBタイプのみでした）。なお、3モードFDを搭載したパソコンは極めて稀です。

FDの種類	一般的なPC	3モードFD搭載	PC-98シリーズ
2DD（640KB）	○	○	○
2DD（720KB）	○	○	○
2HD（1.2MB）	×	○	○
2HD（1.44MB）	○	○	×
Mac用	×	×	×

参考）CD-RやCD-RWにバックアップする場合の注意事項

Windows XPをご利用のお客様の場合、ほとんどのＰＣで、CD-R、CD-RW等の媒体をサポートしています。これらの媒体にバックアップをすることは可能ですが手順に工夫が必要です。まず、サイむ整理くんで一旦、CD-R/RWドライブ以外のドライブ（例えばC:ドライブ）にバックアップを行ってください。次に、エクスプローラ等を使って、バックアップデータをCD-R/RWに書き込みます。バックアップデータのファイル名は、

ファイル名	中身
SAIMU.LZH	すべての債務者データ(*.CUS）を圧縮したファイル。
DOC.LZH	生成した文書(*.RTF）を圧縮したファイル。
CREDIT.LZH	債務者データを置くフォルダにある.LSTを圧縮したファイル。
ETC.LZH	その他のデータを置くフォルダにある*.ENVを圧縮したファイル

となります。Windowsを使ってのCD-R/RWへの実際の書込み操作は、Windowsのマニュアルをご覧ください（一部のPCには、Windows標準のCD-R/RW書込み機能よりも、もっと使いやすいソフトがあらかじめインストールされていることがあります。）データを元に戻す（リストアする）場合の操作は、ＦＤやＭＯと同じです。