チュートリアル

レッスン4

レッスン4では,空室物件情報の活用方法を説明します(この機能はオプションです)

空室物件情報を送信すると使える機能

賃貸整理くんのデータをLANを使って,タブレットやデジタルサイネージ等で利用する手法も考えられますが,不動産会社の社員が機器の設定やトラブル対策に知識が必要となります。これは実際問題難しいことなので,当社のサーバーで空室情報を預かり,WEBの機能を使ってタブレットやデジタルサイネージの機能を実現することにしました。結果的に,不動産会社は扱いやすいものになりますし,(インターネットさえ使えば)場所を選ばずにこれらの機能を使うことができます。

空室物件除法送信

ツールバーボタンの物件送信ボタンを押します。

掲載したい物件を一覧から選択します。通常は「全てを選択」ボタンを押して,全てを選択状態にします。

送信ボタンを押します。送信が始まります。

生徒)この物件はどんな物件が入っているのですか?

先生)空室の物件です。空室でも,家賃設定等が行われていないとこの一覧には入りません。なお,家賃管理を行っている場合は,退去確定の部屋も,この一覧に入ります。空室かどうかは,入居者情報の氏名が空欄かどうかで決まります。

生徒)送信方法とは何ですか?

先生)空室物件情報を送る送信する場合,光インターネットを使ったとしても,写真点数が多いと,一物件を送信するのに,10秒前後の時間がかかってしまいます。100物件なら1000秒,つまり17分弱も時間がかかります。受け側はもっと大変で,多くの会社からたくさんの物件情報が送信されてくるのを1台のコンピュータで処理しなければなりません。だから,通信量を減らすのが大切なのです。で,どうしたかというと,「すでにサーバー側に送信済みの物件は送らない」ということです。前回送信してから変化のあった物件だけを送信するのが「差分(変更のあった物件のみを送信します)」です。例えば,前回100物件を送信していて,100物件のうち,90物件は前と同じで,10物件は,空室になったり,あるいは,入居が決まったり,あるいは募集条件を変更したというような場合,前回と同じ90物件は実際には送信が行われず,この変更のあった物件のみが送信されます。通常は,この「差分」で送信してください。時間の節約になります。

しかし,通信の世界はいろいろなことがあります。通信中にエラーが発生したり等して,こちらの意図したのと,不動産情報サイトの物件情報が食い違うことが稀に発生します。 この場合は,「差し替え(全部ゼロから送り直す)」を選んでください。これを選ぶと,不動産情報サイトの物件情報をいったん全部消して,一覧で選択した物件を順次送信します。

生徒)画像設定ボタンはどのような時に使いますか?

先生)このボタンを押すと,次のような画面が出ます。

写真の見栄え等を自動補正するのがこのオプションの働きです。以前のデジタルカメラは性能が悪く,補正をしてあげないと,見栄えが悪かったため,この機能を作りましたが,最近のデジタルカメラは性能が良くなって,補正は不要です。(自動レベル補正はしない,ガンマ補正もしない)。実際に不動産情報サイトで写真を見て,補正が必要かどうか判断してください。先頭の,サムネイルに・・・は,その物件を代表する写真は,間取図にするか外観写真にするかといった指定です。

自社ホームページでの空室物件情報の利用

インターネット上での営業活動は,益々重要になってきています。多くの不動産会社が,空室物件情報を不動産情報検索サイトに登録していますが,これでは不十分です。なぜなら,これだと他社と差別化ができないからです。似たような間取り・家賃の物件はありふれています。管理会社が真心を込めて仕事をしても,大手の不動産情報検索サイトでは他社との違いが表現できないのです。もう一つの理由は,インターネットの活用は,何も空室物件の紹介だけではないからです。例えば,入居後に何か問題があった場合に,自社のホームページで調べられるようにすべきです。入居者はクレーマだけではありません。問題を抱えているのに,不動産会社に相談もせずにそのまま不便なまま使い続けている方も多数いらっしゃいます。入居者向けのサービスのポータルとして,自社のホームページを利用する段階だと考えています。

当社のサーバーに送信されてきた物件情報は,様々な形で御社のホームページに活用できます。標準で,パソコン向けのページ(縦・横あります),スマートフォン向け,ガラゲー向けの3種類を用意しています。御社のホームページにこれらを組み込んでおけば,大手のサイトとは見栄えの違うサイトにできます。

タブレットを使った接客支援ツール

店頭にてお客様と接客する時に,紙で説明する方法もありますが,今の時代はタブレットを使ったほうがスマートです。タブレットを使うと,素早く物件情報を見せれますし,写真も綺麗に表示できます。また写真の一部を拡大したりして,説明がしやすくなります。また,その場で各種計算もできます。Googleマップにも表示できます。ストリートビューで,物件周辺を案内できます。

デジタルサイネージ(開発中)

デジタルサイネージ(電子看板)は,昔は非常に高額なものでした。また,宣伝内容を作るためにも非常にお金がかかりました。大型の液晶テレビが10万円もしない値段で購入できます。これを電子看板として使おうというのが本システムです。残念ながら現在開発中です。